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里見公園新聞

里見公園新聞 第71号 2010年11月28日  発行:木ノ内博道

里見八景園の巨大滑り台
 本紙10号で植草さんにいろいろとお話をうかがったが、その時、里見八景園には大きな滑り台があって、滑りがわるいと小便をかけて滑ったものだと話していた。その滑り台の写真を見つけたのでご紹介する。残念ながらいつ頃の写真かは不明である。いずれも市立市川歴史博物館から提供いただいたものである。
 なるほどこの勾配では確かに滑りづらいだろう。
 また滑り台に階段はなく滑り台が2つあって、一方を上っている。1枚目の後ろに見えるのは大観亭の茶屋と記録にある。

D富士の後日談
 前々号でD富士の話題を追った。運よくD富士を撮影していた方からD富士の写真をいただき、来年2月3日の予告まで知ることができた。
 その川瀬美子さんによれば、月が富士山の頂上に落日するのをパール富士、略してP富士と言うそうな。光源はそんなに明るくないし、満月と言えばさらに限られたタイミングになってしまう。P富士の撮影はかなり難しそうである。
 D富士についても他にコロコロ富士と言って富士山のすそ野を太陽が転がっていくような写真を撮ったり、WD富士と言って、D富士が水面に映るのをあわせて撮ったりと、バリエーションがあるんだとか。どの世界でもそうだが、奥が深い。

里見公園の紅葉も格別
 あまり話題になることはないが、里見公園の奥にモミジの樹が何本もあり、11月下旬から12月初旬にかけて見事な紅葉を見ることができる。
 里見公園の奥の奥といったところで、知られてはいないものの、この時期の、風のない天気に恵まれた午後など、得難い時間を過ごすことができる。
 夜は寒いかも知れないが、ライトで紅葉を照らして、観光スポットとすることも可能だが、なんでも観光資源にして売り出すのも気が引ける。
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